
こんにちは、専業大家のMASA(@2103ou_masuke)です。
たくさんの仲介会社に物件情報が欲しいと伝えているのに、物件情報が入ってこなくて困っている方は多いと思います。
なぜ紹介してくれないのか考えたことはありますか?
それが分かれば、もう物件情報に困ることはなくなるかもしれません。
そこで今回は、元大手不動産売買仲介営業マンである私MASAが、仲介営業マンが優先して物件を紹介する顧客の特徴について解説します。
営業マンに紹介したいと思ってもらえる顧客になれるよう、しっかり特徴を抑えておきましょう!
こんな方におすすめ
- 優良物件情報が欲しい人
- 営業マンが考えていることを知りたい人
- 不動産業界の裏側を知りたい人
コンテンツ
不動産売買仲介営業マンが優先して物件を紹介する顧客の特徴9選
不動産売買仲介営業マンが優先して物件を紹介する顧客の特徴は以下の通りです。
- 何かしらのメリットがある
- 仲介手数料を値切らない
- 細かいことや難しいことを質問・要望しない
- 気さくで話しやすい
- 手間がかからない程度の知識がある
- レスポンスや判断が早い
- 融資の問題がない
- 購入申し込みをキャンセルしない
- 信頼関係が築けている
たくさんありますが、挙げた特徴とは逆のことをしていてドキッとした人もいるのではないでしょうか^^;
不動産業界は少し歪なところがあって、売る側である営業マンの方がお客様より立場が強くなる場合があります。
それは誰もが欲しがるような優良物件を売る時です。
こういった状況では特に、営業マンは上記特徴を持つ顧客にしか物件を紹介しません。
優良物件の紹介をしてもらいたいのであれば、私たち客が営業マンに好まれる顧客になる必要があるわけです。
これから特徴をそれぞれ詳しく解説行きますが、前提知識として下の記事の「物件がネットに掲載されるまでの仕組みと公開・非公開物件」を先に読んでおくことをオススメします。
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①何かしらのメリットがある
これは営業マンにとって、その顧客に紹介することで何かしらのメリットが得られるということです。
例えばよくあるのは、購入後すぐに売却の再販をさせてもらえれば、営業マンは売却時の仲介手数料も確保することができます。
他には仲介手数料とは別に、個人的にお礼の金銭を渡す場合もあります。
いずれにしても、営業マンにとっては何かしらのメリットがある人に優良物件を紹介したいと思うのは当然ですよね^^
②仲介手数料を値切らない
これも当然の話ですが、仲介手数料を値切ろうとしてくるような顧客には絶対に紹介しません。
初心者ほどコストを抑えることに必死になるためやりがちですが、その後も物件の紹介をしてほしいなら絶対にやってはいけないことです。
仲介手数料が高いと感じる気持ちはわかりますが、優良物件を仕入れるための必要コストと割り切り、気持ちよく支払いましょう。
③細かいことや難しいことを質問・要望しない
これも初心者にありがちですが、最初は不安が大きいため営業マンに過度な質問や要望をしてしまいがちです。
最もやってはいけないのは、売主や営業マンにわかるはずのないような質問や無理な要望です。
もちろん購入するために必ず質問しないといけないこともたくさんあります。
その際は内容をまとめて、可能な限り一度に伝えるようにしましょう。
また購入後にいろいろ要求してくる顧客も嫌われます。
明らかな契約違反や大きな問題はしっかり要求してもいいと思いますが、小さなことであれば自分で解決するよう心掛けましょう。
④気さくで話しやすい
不動産売買は、何度も連絡を取り合ったり会う必要があります。
営業マンも人間ですから、単純に気さくで話しやすい気が合う人と取引したいと思うものです。
営業マンは仕事を進める中で、時には顧客に伝えづらいことも出てきますが、話しやすい人だとストレスなく仕事を進めることができます。
自分は客だと偉ぶるのではなく、営業マンが接しやすい雰囲気を作ってあげましょう。
⑤手間がかからない程度の知識がある
優良物件をたくさん持っている営業マンほど、日々多くの仕事を抱えています。
そのため営業マンは、不動産売買についてまったく無知で何をするにも時間がかかる客より、ある程度知識があり手間のかからない客に紹介したいと考えます。
初めてだとしても事前にある程度の知識は勉強しておくようにしましょう。
オススメの勉強ツールは、下の記事をあわせてご覧ください。
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不動産投資初心者におすすめの勉強方法|サイト・YouTube・本
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⑥レスポンスや判断が早い
レスポンスや判断が遅い客は嫌われます。
せっかく1番目に紹介してくれても、購入の判断が遅くなれば営業マンは他の人にも紹介せざるを得ません。
待たされた時間も営業マンにとっては無駄な時間になります。
購入判断や連絡のレスポンスは、遅くてもその日中には返したいところです。
また融資などのクリアしないといけない問題がある場合は、明確な期限を伝え迅速に動くようにしましょう。
⑦融資の問題がない
融資が通るかわからない客の場合、契約確定まで時間がかかるうえ、融資が通らなかった際に貴重な時間が無駄になってしまいます。
そのため融資は問題がないという特徴は、売主と営業マンにとってとても大きなメリットです。
自分がどれくらい融資を受けれるか、また審査にどのくらいの時間がかかるか、できるかぎり事前に把握しておきましょう。
⑧購入申し込みをキャンセルしない
営業マンが最も嫌がるのが、購入申し込みや契約予定がキャンセルされることです。
営業マンとしては、既にその月の売上として見込んでいますし、売主からの信頼がなくなるうえ謝罪もしなければなりません。
もちろん申し込み後に新たな問題が明らかになった場合はしょうがないですが、自分の都合でキャンセルしてしまうと二度と情報は回ってこなくなるでしょう。
注意ポイント
購入申し込みはあいまいな状態で入れるのではなく、100%購入するという意思のもと申し込むようにしましょう。
⑨信頼関係が築けている
これまで伝えたことをまとめたような内容になりますが、結局は既に何回も売買したり何度も会って話したことがあるような、信頼関係が築けている顧客にまず物件を紹介します。
不動産売買における考え方や案件の進め方が、お互いにわかっているというのは大きなアドバンテージになります。
自分のやり方に合わせてもらうというより、営業マンのやり方に合わせていく方が物件の紹介をしてもらいやすくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
こんなに営業マンに気を遣う必要があるんだ・・と感じた方もいるかと思いますが、その通り優良物件の情報が欲しいのであればとことん気を遣う必要があります。
とはいえ、こちらも人間であり何より顧客です。
強いストレスを感じたり我慢しないといけないような営業マンとは、こちらから距離を置いた方が良いと思います。
その物件を必ず買わないといけない理由なんてないですし、優良物件や気の合う営業マンは他にもたくさんあるわけですからね。
優良物件の情報が欲しい方は、今回お伝えした内容をしっかり頭に入れ、営業マンに「この人に紹介したい!」と思ってもらえるよう努力していきましょう。