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ネガティブ(マイナス思考)をポジティブ(プラス思考)に改善する方法

ネガティブ(マイナス思考)をポジティブ(プラス思考)に変える方法
困っている人
自分のネガティブ思考をポジティブ思考に改善するにはどうすればいいの?

こんにちは、不動産投資家のMASA@2103ou_masuke)です。

自分のネガティブ思考をポジティブ思考に変えたいと思っている人は多いと思います。

でも実はネガティブ思考は悪いばかりではありません。

変えるというより、ネガティブな感情とポジティブな感情の本質を理解し、コントロールできるようになる方が良いのではないかと思います。

そこで今回は、ネガティブとポジティブの本質と悪い考え方の改善について解説していきます。

この記事を読めば、「なぜネガティブになるのか」「ネガティブは実はネガティブではない理由」「ポジティブな人の考え方」「ポジティブになるためのポイント」などが理解できると思います。

ぜひ最後までお読みください。

 

なぜネガティブ(マイナス思考)に陥るのか

人間のあらゆるネガティブな感情は、自分自身が自分のために起こしている、と言われています。

例えば、転職が不安という感情は、先に転職先を決めてから辞めるという行動につながるし、緊張してしまうかもしれないという不安は、しっかりとした準備につながります。

ネガティブな感情には、必ず裏に「何のためにその感情を持つのか」という肯定的な意図が含まれているのです。

簡単に言うと、ネガティブな感情は悪い印象が強いですが、実は必要なものであり良い面もあるということです。

このことを知っていれば、自分の負の感情に対してポジティブに考えることができるようになります。

例えばクリエイターで成功している人は、ネガティブな人が多いと言われています。

なぜネガティブ思考が良いかというと、思いついたアイデアについて、これでは誰もすごいと思ってくれない、人前に出すのが恥ずかしいなどと考えるからです。

そしてそのアイデアがより良くなるように、徹底的に考えて作り込むからです。

このように恐怖や不安は決して悪いことではなく、やらなければならないことを教えてくれているサインなのです。

ポイント

ネガティブな感情は決して悪いことではなく、やらなければならないことを教えてくれているサイン

 

有名社長のネガティブ思考がもたらした成功

経営者でいうと、ポジティブな人は好景気に強く、ネガティブな人は不景気に強いと言われています。

しかし現代の社長を見ると、ほとんどの社長がネガティブ思考の元に経営を行っているように感じます。

今やトヨタに次ぐ大企業へと成長したユニクロを運営する株式会社ファーストリテイリングの柳井正社長は、ユニクロが急激な成長を遂げている時から、常に「崩壊」「未曾有の困難」などのネガティブな言葉を使い、危機感を従業員に植え付け続けたと言われています。

普通であれば、大躍進をしている経営環境のさなかでは、自身をはじめ、社内への危機感の共有まではできないものです。

それを上回るほどの柳井社長のネガティブ思考があったからこそ、ユニクロの急成長が成し遂げられたのです。

アップルを創業したスティーブ・ジョブズにはたくさんの名言がありますが、それらの中にポジティブな要素が入っているものはなかなか見当たりません。

「消費者に何が欲しいかを聞いて、それを与えるだけではいけない。完成するころには、彼らは新しいものを欲しがるだろう」

「絶対にマネのできない、マネしようとすら思わないレベルのイノベーションを続けろ」

こういった常に危機感を抱かせるようなネガティブな思考があったからこそ、スティーブ・ジョブズは、圧倒的に差別化された製品を世に送り出すことができたのです。

ネガティブ思考がもたらす成功は経営者に限ったことではありません。

実はあなたの近くにいる仕事がデキる人もネガティブ思考の可能性が高いと言えます。

デキる人は常に「不安」を抱えながら仕事をしています。

例えば、次のような不安が、そのまま行動に表れているのです。

  1. 不安なので何度も確認をする、明日のプレゼンや会議などに備え入念に準備をしておく、遅刻しないか不安なので早めに家を出る
    →ミスの少なさにつながる
  2. 怒られることが不安で怖いから、起こりうる悪いパターンをいくつか想定しておく
    →お客さん対応が神がかり
  3. スムーズかつ気持ちよく仕事をしたいし、モメる・トラブるのが怖い
    →相手の立場を考えられるから気が利いて、全体的に仕事がスムーズに進む

デキる人は上記のように、「怖がりで不安症」な人が意外と少なくないです。

そのため失敗をしない、繰り返しにくい傾向があるというわけです。

 

ネガティブな出来事は記憶に残りやすい・・

ネガティブな人は、良い事より悪い事の方が自分の記憶に残りやすいことを認識しましょう。

ネガティブな出来事の方が多く起こっているように感じますが、実は毎日、良い事もたくさん起きていますので、気付けるように意識したらいいと思います。

株式市場はゆっくり上昇し一気に急落します。

だから認識しやすいし、記憶に残りやすい。

テレビのニュースも同じです。

ネガティブなニュースの方が、圧倒的に耳に入りやすい。

だから、悪いニュースの方が広まりやすい。

それと同じで、実はポジティブなことはたくさん起きています

世の中も、自分自身も、もっとポジティブなことに気付けるように意識を傾けましょう。

ポイント

ネガティブな出来事の方が記憶に残りやすく、ポジティブな出来事は気付きにくい。意識してポジティブな出来事に気付けるようにしよう

 

運を自分に引き寄せる方法

ネガティブな人は、「自分は運が悪い」と思っている人が多いですよね。

僕も子どもの頃、なんて運が悪いんだとばかり思っていました。

しかし20歳頃からでしょうか、なんて運がいいんだと思えるようになりました。

今は自分の人生よくできてるな〜と感心するレベルです。笑

運は考え方によって変わるものであり、変えることができるものです。

例えば、予約した飛行機が台風で飛ばなかったとします。

本当にポジティブな人は、この飛行機は飛んでたら墜落していたから、台風のおかげでそれを避けることができた、と思うでしょう。

そういう人は、それでイライラすることもないから、さらなる運を引き寄せます。

そうやって好循環になっていくんですね。

運が良いかどうかは自分自身の心で決まるものであり、変えることができるものだということです。

ポイント

運の良し悪しは自分自身の心によって決まるし、変えることもできる

 

失敗はこの世にあらず・・

ネガティブな人は失敗を恐れてしまうことが多いですよね。

世に名を残してきた人たちの多くは、成功する前に大きな失敗をしています。

普通の人と違うのは、その失敗を恐れずチャレンジする勇気と、失敗にめげず成功するまでやり続ける信念が、人一倍強いことです。

失敗することは、決して恥ずかしいことではありません。

むしろ偉人の多くは失敗を誇らしげに語っています。

大事なことは決して失敗しないことではなく、失敗する度に起き上がることです。

言い方を変えれば、失敗とは転ぶことではなく、そのまま起き上がらないことなのです。

ですから、起き上がることを続ける限り、失敗という言葉は存在しないことになります。

それではうまくいかないと学習しただけだとポジティブに捉えましょう。

どうしても失敗を恐れてしまうという人は、失敗を恐れず新たなチャレンジしたくなります!失敗は成功のもと!をご覧ください。

挑戦することを 恐れている人へ 【新たなチャレンジ したくなります】
【挑戦することを恐れている人へ】失敗を恐れず新たなチャレンジしたくなります!失敗は成功のもと!

困っている人新たなことに挑戦したいとは思ってるんだけど、なかなか一歩が踏み出せない・・ じゃあ何で一歩が踏み出せないと思う?MASA 困っている人う~ん、不安なのと・・失敗が怖いのと・・きっかけがない ...

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ポイント

あなたが挑戦し続ける限り、この世に失敗はない

 

ネガティブからポジティブな発想への転換

ネガティブな感情をポジティブな感情に変えるには、言葉の変換が必要です。

ここではネガティブな考えを、ポジティブな考えに変換してみたいと思います。

  1. また失敗した。いつも失敗ばかりだ。
    →失敗を活かして次に繋げよう!次はきっと大丈夫!
  2. 全然思い通りに行かない。
    →完璧ではないけれど、上手く行っている事もあるから大丈夫!
  3. ○○さんの意見はおかしい。
    →人それぞれ考え方は違う。○○さんの意見を受け入れよう!
  4. あの人に比べて自分はダメだ。
    →あの人はあの人。自分にしかない良いところがある!

このように、ネガティブな感情はすべてポジティブな感情に変換することができます。

意識せずできるようになるまでは、意識的に変換するようにしてみてください。

ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換した具体例を表にしましたので、参考にしてくださいね。

ネガティブ変換ポジティブ
自己主張が強い自分の意見を持っている
文句が多い自分の意見がある・細かいところに気が付く
うるさい活気がある
おしゃべり話し上手・社交的
八方美人社交的・誰とでも仲良くなれる
飽きっぽいいろんな事に興味がある
仕事が遅い仕事が丁寧
優柔不断物事をよく考えられる
小心者慎重に考えられる

 

ネガティブ(マイナス思考)をポジティブ(プラス思考)に改善する方法

ネガティブな人は結局のところ、自分に自信がないからマイナス思考になってしまいます。

あなたは自分に自信がありますか?

自信がない方に問いかけたいのは、自分が自分を信用できなくて、誰が信用してくれるのですか?

自分に対する信用のことを「自信」と言います。

なので、自分自身の信用を失ってしまうようなことをしてはいけません。

まずは自信を持てる自分を作ることです。

自信をつけるためには、小さな成功体験を積み重ねること以外にありません。

最初は誰でも達成できそうな目標でいいんです。

どんなに小さくてもいいから、目標を設定し達成していくことで、自分に少しずつ自信がついてきます。

私自身も社会人になって、営業成績を残すことができるようになって自分に自信がよりついてきました。

日本では自信家は、ナルシストだと言って嫌われる傾向がありますが、大間違いです。

自分も信用できない自分を、誰が信用してくれるでしょうか?

ただ自信が行き過ぎると勘違いになりますので、そうならないようにだけは気を付けましょう。

ポイント

自分に自信をつけるために、小さな成功体験を積み重ねる

 

ネガティブ(マイナス思考)の一番の弊害

ネガティブな人にとって最も大きな悪影響は、「行動できない」ことにあります。

何か行動を起こさないといけない時、ネガティブ思考の人は不安にとらわれ過ぎて、なかなか行動へ移せないことがあります。

そんな時には、ぜひ次の言葉をお経のように唱えてみてください。笑

「やらないよりマシだ」
「ダメ元でやってみよう」
「やってみなくちゃ分からない」
「やった後で考えれば(改善すれば)いい」

成功するために最も大事なことは何かと言われたら、成功者の多くは「行動力」と答えるでしょう。

そのくらい行動することは大事なことです。

ネガティブな人の特性上、行動する前に完璧な準備などをして挑みたがる人が多いです。

そして準備をしている間に、できない理由が見つかったり、モチベーションが下がったりして、結局行動せずに終わってしまうことも多々あります。

準備をすることはもちろんとても重要ですが、それ以上に行動することが重要です。

行動した後にいくらでも改善はできますので、さっきの言葉を思い出し、勇気を持ってまずは行動するようにしましょう!

 

まとめ

いかがでしたか?

ネガティブ思考は必ずしも悪いものではなく、逆に言えばポジティブだったら良いというものでもありません。

そういった意味でも、少しでもポジティブ(プラス思考)になることができたのであれば幸いです。

ネガティブの本質を知り、事象の良し悪しは自分の考え方一つで変わることを理解し、成功体験を積み重ねていけば、あなたはポジティブ思考に変わっているはずです。

性格的にはネガティブな人より、ポジティブな人の方が魅力的に見えますよね。

最後に僕が読んだ本の中で最もポジティブになれた、勇気を持てた本を紹介しておきます。

アンソニー・ロビンズ著の、あなたはいまの自分と握手できるかという本です。

すべての方に一度は読んでほしい内容になっていますので、かなりお手頃価格ですし興味がある人は読んでみてくださいね。

僕が出版している下記書籍も、とてもポジティブになれる本ですので、あわせてご検討ください。

何をやってもうまくいく人の考え方
今すぐにできる大きな差を生む64のヒント

自己啓発が大好きな私が、500冊以上の本を読んで学んだことがまとめられている「The 自己啓発」本です。自己啓発はこれ1冊で十分というくらい充実した内容です。やる気を出したい方、ポジティブになりたい方はぜひ!

 

 

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