
投資で失敗しないための考え方や知っておくべき知識は何?
こんにちは専業大家のMASA(@2103ou_masuke)です。
投資で成功するためには、基本となる考え方がとても重要です。
例えばウォーレンバフェットでいうと、
- 知らないビジネスの企業には投資しない
- ブランド力がある企業に投資する
- みんなが悲観的な時に買い、楽観的な時に売る
などです。
こういった投資で勝つための指針のようなものがなければ、目の前の利益ばかりを追うことになり、結果損をし続けることが目に見えています。
そこで今回は、すべての投資に通用する必須の考え方をご紹介します。
僕は大学の頃から中国株や投資信託、その後はFXやCFDも経験しました。
証券会社で勤めた経験もあり、現在は基本的に不動産投資家として生計を立てながら、チャンスが来た時のみ株など他の投資もしています。
なので投資全般の情報は常に手に入れるようにしています。
投資の本も数えきれないほど読んできましたので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
自分の中で、投資をするための指針や考え方を確立させ、失敗しない投資を身に付けましょう!
コンテンツ
投資で初心者が失敗しないための考え方~ドルコスト平均法~
まず最初にお伝えしたいのは、多くの方がやっている投資は、投資ではなくほとんどが投機(マネーゲーム)だということです。
投資とは、応援したい企業や人・物に出資し、その成果で得た収益を対価として得ることです。
投機は上記のような理由がない以上、収益を得るだけの目的となるため、勝つためのそれなりの根拠が必要となります。
僕は大学生から投資を始め、様々な投資をしてきましたが、そこには「勝てる」という根拠がありました。
僕が投資をする際に最も大事にしていることは、より大きな視点で投資対象を考えるということです。
例えば、日本でも高度経済成長期があったわけですが、この時に日本株は何を買っても儲かったわけです。
しかし現在では日本は既に成熟してしまって、企業の選別能力が必要になります。
もしウォーレンバフェットのように、企業分析に長けていて、良い会社が見分けられるほどの能力があれば、日本株を買ってもよいでしょう。
そうでなければ、将来最も有望な国の株を買えばいいのです。
それで僕は大学生の頃、中国株に投資しました。
パフォーマンスが良いとは言えませんが、8年間放置でほぼ倍になりました。
2021年現在に置き換えると、仮想通貨はいずれ今よりも大きく値上がりすることが確実視されています。
ここでは理由など細かい話はしませんが、そうだとしたら少しずつ仮想通貨を買っていけば、そのうち大きな利益を手に入れることができます。
その際のポイントは、最初から大きな額の投資をしないということです。
できればドルコスト平均法を使って購入していきます。
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。
この手法で金融商品を購入し続けた場合、価格が低いときの購入量は多くなり、価格が高いときの購入量は少なくなるので、購入平均単価を下げることができます。
具体的にドルコスト平均法で、1口1万円のある金融商品を毎月3万円ずつ購入し続けた例をご覧ください。
5ヵ月後の時点で、毎月同じ口数を購入するよりも平均購入単価が下がったおかげで、1口多く購入できました。
このように、下がったらむしろ喜んで購入できるような投資先への投資と買い方をしていくことがとても重要になります。
ポイント
より大きな視点で投資対象を考え、ドルコスト平均法で下がったら喜んで買え!
投資は大きな相場の流れや市場心理を読む
人間は臆病な生き物です。
株価は急激に上がることは稀ですが、急激に下げることは多々あります。
特に最近はグローバル化によって、ちょっと前まで100年に一度と言われるような大暴落が3~5年に1度ぐらいのスパンで起こるようになりました。
個人投資家の強みを最大限に生かす考え方として、大暴落や急騰など大きく動くチャンスが来るまでじっと我慢して待つということも重要なポイントです。
大暴落などで大きく相場が動いた時に、勇気を持って逆張りすることによって、収益になるまでの期間はさておき、高い確率で勝つことができます。
ブラックマンデーやサブプライム問題、最近ではコロナの影響で株価は大きく下げました。
そういった相場の中では、どんなに優良企業でも株価は大きく下がります。
そこで分かるのは、どの銘柄を買うかではなく、どのタイミングで買うかが大事だということです。
強気相場であれば、おそらくどの銘柄を買っても、勝てる可能性は高いでしょう。
ただしこれはあくまで、短・中期的な投資を考えている場合です。
長期的な投資では、やはりいかに優良企業を買えるかが大事になってきます。
それでもより利益を大きくしたいのであれば、やはり相場を読むということは重要です。
理想のスタンスとしては、急落したときに、将来性のある投資先の投資商品を買うことです。
ポイント
個人投資家の強みは、良い相場(チャンス)を待てること!
投資は長期的な視野で考える~初心者の短期売買は必ず失敗する~
デイトレやスキャルピングという言葉が流行りましたが、短期投資は投資ではなく投機であり、損している人が圧倒的に多いのが実情です。
うまくいったとしても時間的な拘束が長いばかりか、精神的にもとても追い詰められるため、普通の仕事と変わらなくなってしまいます。
だとしたら、その時間働いていた方が、よっぽど稼げます。
また、私は短期投資をあまりやったことがないので断言はできませんが、テクニカル分析をあてにしたら痛い目にあうと思います。
確かにテクニカル指標は、人間の心理を表す指標ではありますが、だからと言って、その通りの動きになる保証はどこにもありません。
テクニカル分析は、証券会社などの営業マンがお客様に短期売買させるための口実に過ぎません。
投資はより広く長期的な視点と、明確な出口戦略が必要になります。
そしてなによりも長期的な予想は確実性が高いのです。
これから発展しそうな国、必ず必要になってくる業種(IT・AI、環境、介護etc)は、誰でも簡単に予想できると思います。
そういったものに投資して、あとは放置する方が、健康的でリターンも大きくなる可能性が高いと言えるでしょう。
ポイント
短期投資は投機。投資は長期的な視点と明確な出口戦略!
分散投資で大きな失敗を避ける~卵は一つの籠に盛るな!~
分散投資はとても重要な考え方ですが、理想は一点投資です。
ウォーレン・バフェットのような銘柄選択眼があれば、最も良い銘柄に一点投資した方が良いパフォーマンスが得られるはずです。
しかし、そこには絶対の確証がないから分散投資となるわけです。
分散投資を説明するとき、「卵は一つの籠に盛るな」とよく言われます。
なぜなら、どんなに素晴らしい会社(投資)でも何が起こるか分からないからです。
その会社の存続を脅かすような不祥事、事件はいつ起きるか分かりません。
そしてそれは、ウォーレン・バフェットであろうとわかることではありません。
だから分散投資が必要なのです。
さらに、投資対象(不動産、株、FX、金など)を考える時も分散投資の考え方が必要です。
例えば株だけの場合、不景気の時はどんなに優れた会社でもほとんどの銘柄が下がってしまいます。
逆に金は、リスク回避の状況で買われることが多いので、上がっているでしょう。
分散投資は通貨のことも意識してください。
例えば、日本株や国内の債券などの日本円に分散投資しても、それは安全な分散投資とは言えません。
僕は資金の半分ぐらいを日本円以外の通貨に投資しても良いくらいだと考えています。
このように株だけに投資、不動産だけに投資など、投資の種類が偏ることは避けた方が賢明です。
分散投資は、最悪なことを想定したリスクに備える方法として、必ずやっておくべきことです。
自分にあった分散投資を見つけ出し、最高のポートフォリオを作りましょう。
おすすめのポートフォリオに関しては、NISAとiDeCoを活用した最強のポートフォリオ&資産運用術をご覧ください。
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ポイント
分散投資は、最悪なことを想定したリスクに備える方法として必須!
大衆とは逆の行動を取る~人の行く裏に道あり花の山~
【人の行く裏に道あり花の山】
この格言は、相場格言の中で最も好きな格言です。
みんなが熱狂しているときに売り、見向きもしないときに買う。
投資の世界で利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはなりません。
投資の神様ウォーレンバフェットも、同じようなことを常に言っています。
さらにこの格言の凄いのは、投資の世界に限ったことではないところです。
やはりみんなと同じことをしていては大きな成果は得られません。
人の行く方へ行っていては所詮凡人、裏の道を行って「崖」なのか、「花の山」かはその人次第のように思います。
売買のタイミングに関しては、簡単に言えば人が傲慢になっている時に売り、人が臆病になっている時に買えばいいわけです。
ただし、これは知っていてもなかなかできないことだと思います。
買いのタイミングについては安い時、暴落している時に勇気を出して買えるか、ということだけでそう難しいことではありません。
問題は売るタイミングです。
持っている銘柄が下がった場合、損失が出るのでなかなか売れませんし、上がった場合、もっと上がるだろうと思いなかなか売れません。
そこで、簡単で最も良い売るタイミングを紹介します。
それは、、
その商品を今持っていないと想定して、買いたいと思うかです。
例えば、下がって割安だから今でも買いたいと思うか、上がって割高になった今でも買いたいか、を考えます。
この値段では高いから買いたくないと思えば、それはまさに売るタイミングなのです。
ぜひこのルールを使って、売買してみてください。
ポイント
人が傲慢になっている時に売り、人が臆病になっている時に買う!
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、細かい投資の方法ではなく、投資に必要な考え方を紹介してきました。
絶対にやってはいけないのは、人に任せたり、他人(証券会社や銀行)のいいなりになることです。
しっかりと勉強し、しっかりと自分で考え、投資先を決めていきましょう。
そうすれば、もし失敗したとしても納得することができ、反省して次の投資に生かすことができます。
何も知らずにやることが一番危険ですので、「勉強せぬもの投資はするな」ということも覚えておきましょう。
投資をするための資金を貯めるための節約術は、下の記事をご覧ください。
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