
こんにちは、元トップ営業マンのMASA(@2103ou_masuke)です。
仕事が「できる人」という表現をよく使いますよね。
仕事に限らず、できる人を見ているとカッコよく見えるものです。
そして誰もが仕事ができる人になりたいと考えているのではないでしょうか。
しかし、仕事ができる人になるためには、どうすればいいのか分からない人も多いと思います。
そこで今回は、元トップ営業マンの僕が考える、本当に重要な部分のみを厳選した「仕事ができる人の特徴とできる人になる方法」を紹介していきます。
明日から早速実践していただき、「仕事ができる人」になりましょう!
コンテンツ
【仕事ができる人の特徴①】仕事に取り組むうえでの特性
仕事に取り組むうえでの特性として、世の中には3種類の人がいます。
- その仕事の本質を理解し、人から言われなくても自分で考え、取り組めるタイプ
- 自分で考えて行動はしないが、人から言われたことはきちんとできるタイプ
- 仕事もロクにしないし、人から言われたこともできないタイプ
もちろん①のタイプが「仕事ができる人」であり、世の中すべての人が①のタイプだったら言うことはありません。
ではなぜ、②や③のタイプの人間が存在するのか。
その答えは目的意識にあります。
①の人は目的意識がしっかりしているため、その目的に向かって自ら率先して仕事に取り組もうとします。
また、自ら考えて行動するため、仕事の本質を捉えることができます。
わかりやすく例を挙げてみたいと思います。
お礼一つにしても、①②③のタイプどれにあてはまるかがわかります。
①の人は、お礼の本質である「ありがとうという気持ちをその人に伝えたい」という気持ちがあるから、お礼を言う時は相手の目を見て深々と頭を下げ、はっきりとした声でそれを伝えようとします。
②の人は、お礼をするのはそれを伝えたいからではなく、そう教えられたから、そうしないと怒られるからという気持ちでやっているため、作業をしながらお客様の方を見ることもなく「ありがとうございましたー!」とだけ言います。
③の人は、お礼すらしない、できない人間です。
掃除一つにしてもタイプがすぐにわかります。
①の人は、掃除をするのは綺麗な状態でお客様をお迎えし、気持ちよく過ごしてもらいたいという、掃除をすることの本質を理解して掃除をするから、必要なところは自ら進んで掃除をしようとします。
②の人間は、掃除をしないといけないからする、言われたからするタイプだから、言われたところ以外の箇所は掃除しません。
③の人間は、テキトーに掃除します。もしくは掃除しない、できないタイプ。
この①と②の人の差がとても大きく、大きな違いを生み出します。
今後、この希少な①の人のニーズは高まる一方で、年収の格差も広がっていくと思います。
実際に新卒で年収1,000万円の求人が話題になるなど、既に始まっていると言ってもいいでしょう。
③の人は、間違いなく社会のお荷物と言われるような人生になります。
仕事ができる人とできない人の最大の違いは、自ら考え自発的に行動するか、それとも受身で仕事をするかにあります。
そしてこれは、なぜその仕事をその会社でしているのかという、目的意識が生み出す違いなのです。
目的意識や仕事に対するモチベーションについては、下の記事をご覧ください。
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ポイント
はっきりとした目的意識を持つ。
【仕事ができる人の特徴②】仕事に対する意識の違い
次に重要な要素として、「仕事(数字)に対する意識」を挙げたいと思います。
これは「責任感」と言い換えることもできます。
仕事に対する意識の違いが結果の違いを生むということです。
例えば僕の前職である不動産売買仲介の仕事では、月に3件300万円の仕事をすれば十分と言われます。
なので、普通の人は3件300万円を達成した時点で満足そうな顔を浮かべ、次の案件作りに没頭するようなことはしません。
しかし役職者などの責任ある立場の人は、月3件300万円の契約を月の序盤に終えたとしても、満足することなく次の目標として、5件500万円ほどを念頭に置いて仕事していきます。
これは、自分がどこで満足するのか、どこまでの意識・責任感で仕事をしているのかによって結果がまったく異なる典型的なパターンです。
仕事に対する意識の差は、結局のところ目的意識から生まれますが、責任感や向上心があれば高い意識を持つことができます。
「立場が人を変える」という言葉がありますが、責任感が仕事に対する意識を変えるから人が変わるのです。
スポーツ選手がよく言う言葉ですが、向上心は自分が満足した時点で終わりを迎えます。
今の会社で向上心がなくなったら転職するタイミングの一つです。
もし転職を考えているなら、そしてこのブログのテーマである不動産投資でセミリタイアを達成したいなら、不動産業界(特に不動産売買仲介)への転職がおすすめです。
その理由は下の記事をご覧ください。
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責任感と向上心が「仕事ができる人」に大きく関わっていることを覚えておきましょう。
ポイント
責任感と向上心が結果の違いを生む。
【仕事ができる人の特徴③】常に効率を考える
仕事ができる人は要領がいいと言われますが、それは常に効率を考えているからです。
考える暇があったら即行動!という人がいますが、これは正解でもあり間違いでもあります。
考えてから行動するメリットは、効率の良い方法を考えてから行動することで、仕事の質を格段に上げられることにあります。
例えばテスト勉強をする時、何も考えずに勉強を始める人と、どこからどのように勉強していった方が効率がよいか考えてから始める人がいます。
勉強している時間で言えば、もちろんすぐ始めた人の方が長いでしょうが、効率が悪いため結局多くの時間が必要になります。
一方、考えてから始める人は、始めるのが遅いため最初は遅れをとりますが、効率が良いため少しの時間で終わらせることができます。
学生の頃、たいして勉強していないのになぜか点数が良い人いませんでしたか?
考えてから行動を始める、その違いなのです。
人間は考えることができる動物ですが、その考えることを嫌う動物でもあります。
考えることを嫌がらずに、行動を起こすときはまず考えてから行った方が、より良い結果が期待できるのです。
ポイント
常に効率を考え、考えてから行動する。
【仕事ができる人の特徴④】できる人は常にポジティブ
できる人はいつもポジティブな考え方をします。
例えば人間は何かをやらなければならない時、それが難しければ難しいほど、できない理由を探そうとする習性があります。
そっちの方が簡単でラクですからね。
しかし、できない理由ばかりを探す人は、一向に前へは進めません。
できる人はできる理由ばかりを考え、できない人はできない理由ばかりを考えます。
だからできる人は、人が驚くような成果を上げることができるのです。
また自分はどうしたらできるのか考えて提案をしても、周りの人たちはできないことばかり考えていて、反対しかしないという事もよくあります。
そういう時はこう言ってあげましょう。
「なぜできないのか」を考える暇があったら、「どうしたらできるか」を考えよう!
ポジティブ思考になる方法は、下の記事をご覧ください。
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ポイント
ポジティブ思考で、できる理由だけを考える。
【仕事ができる人の特徴⑤】できる人は行動力がある
できる人は行動するのが早く、仕事を次の日に回すようなこともありません。
人間は面倒なことは後回しにする傾向があります。
また確信を持てないと行動しない人も多いかと思います。
よく聞く言葉「自信がついたらやる」。
しかし、それでは遅いと思います。
どれだけ待っても自信は"つく"ものではありません。
小学校→中学校→高校を思い出してください。
特にスポーツをしてる人はわかりやすいと思いますが、自信がなくても強制的に次のステップへと挑戦させられ、成長させてもらったと思います。
僕はサッカーをしていましたが、小学校から中学校、中学校から高校になる時は特にレベルが大きく変わるので、やっていけるか不安だったものです。
しかしその高いレベルの中でやっていると、それに慣れ、意外にやれることに気付き、それが自信へとつながります。
むしろ「自信をつけるためにやる」ぐらいの心意気が必要です。
そして行動してみて違うと思ったらすぐに手を引けばいいだけです。
どんどん新しいことにチャレンジしていきましょう。
いつも失敗を恐れてなかなかチャレンジできない人は、下の記事をご覧ください。
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ポイント
次々と新しいことに取り組む。自信を付けるためのチャレンジを。
【仕事ができる人の特徴⑥】できる人は謙虚
まず最初にお伝えしたいのは、謙虚を履き違えている人が多いことです。
僕のいう謙虚とは、決してペコペコして腰が低く、謙虚そうな言葉を並べることではありません。
要は、謙虚そうな見かけや取り繕った言葉を並べることは謙虚とは言いません。
では謙虚とは何でしょうか。
謙虚とは、簡単に言うと学び続ける姿勢・態度のことを言います。
自分を過信することなく、常に人の意見を取り入れ、人の行動を見て学び、結果がうまくいかなかったらなぜできなかったのかをひたすら考える。
こういったことができる人を謙虚と言います。
僕は常に周りを見て、人のいいところだけを盗むように心掛けていました。
とてもシンプルに考えたら、できる人と同じようにすれば、少なくともその人と同等ぐらいの結果は出せるはずです。
そこから自分のやり方をプラスしてはじめて、その教えてくれた人を追い越せるのです。
また、愚かな人は賢い人が言っている言葉にすら学ぼうとしないのに、賢い人は、愚かな人が言ったその一言にも、学ぼうとします。
わかりやすくするために、愚かな人と賢い人という言葉で表現しましたが、要は賢い人は謙虚で学ぼうとする姿勢を常に持っているので、どんな人が言った言葉でも学ぶことができるということです。
謙虚な姿勢は「向上心」と「素直さ」が生み出すものです。
向上心があれば、どんなことでも学ぼうという姿勢を持つことができ、素直さがあれば、プライドを捨て教えてもらうという姿勢を持つことができます。
新入社員を何人も見てきて思うのは、この二つの要素を持っている人は、よっぽど能力がない人でない限り、早いスピードで成長しています。
また、あなたは思うような結果を残せなかった時、誰かのせいにしてませんか?
ユダヤの格言に次のようなものがあります。
人は転ぶと、坂のせいにする。坂がなければ、石のせいにする。石がなければ、靴のせいにする。人は、なかなか自分のせいにしない。
まず「常に自分に原因がある」と考えてみてください。
原因は常に自分にあるので、何かしら気付くことがあるかと思います。
人のせいにして終わっていては、いつまでたっても自分自身が成長することはありません。
自分のために、自分のせいにするという感覚が必要です。
仕事ができる人になるためには「謙虚」は絶対条件と言えるでしょう。
ポイント
常に原因は自分にある。謙虚な姿勢を忘れずに。
【仕事ができる人の特徴⑦】成功体験を積み重ねる
仕事ができる人は、高いモチベーションを維持するのが上手です。
目的意識がはっきりとしているので、当然といえば当然ですが。
ここでは、別の視点から仕事ができる人になるためのコツを紹介します。
それは、小さな目標を設定し、それを達成し続けていくことです。
仕事ができる人は、必ず自分なりの目標を設定しています。
そしてその目標は、決して大きく難しい目標ではありません。
小さな、そして少しの努力で達成できるくらいの目標を設定し、それをやり遂げた達成感を楽しんでいます。
やり終えたことで満足感を覚え、嬉しくもあり、誇らしくもあるでしょう。
そしてその成功体験と達成感が次のモチベーションに繋がり、それが継続されていくわけです。
大脳生理学からみても、こうした達成感を得ると、脳内にはエンドルフィンという物質が放出され、このエンドルフィンは気分を高揚させ、より創造的にし、自信を深めさせてくれると言われています。
そしてまた次も頑張ろうという活力を得ることができます。
これが「仕事ができる人」の成功の秘訣なのです。
つまり、やり遂げる→達成感→次への活力→再びやり遂げるという成功サイクルを得ながら、仕事ができる人は仕事をこなしています。
そして勝ちグセが付いて、いつの間にかやり遂げることが当たり前になったら、既に「仕事ができる人」になっているということです。
目標を少しずつ大きなものに変えていっても、やり遂げることのできる自分に変わっているはずです。
まずは小さな目標を立て、小さな達成感を得ることを心がけましょう。
ポイント
成功体験を積み重ね、モチベーションを維持する。
まとめ
いかがでしたか。
仕事ができる人とできない人の、最も大きな要因は仕事の目的意識がはっきりとしているかどうかです。
目的意識があれば、高い意識で仕事に取り組めるし、向上心や責任感、謙虚な姿勢や高いモチベーションを維持することもできるはずです。
もしあなたが今の仕事で、目的がはっきりしないのであれば、転職も検討すべきです。
その方が会社の為にもあなたの為にも良いでしょう。
そして目的は仕事中に意識することではないので、仕事中意識すべきは、効率の良い仕事をすることです。
仕事ができる人はダラダラと仕事をすることもありません。
どうしてもダラダラしてしまう人は、退社時間を決めてしまうことをおすすめします。
残業や休日出勤という選択を無くしてしまえば、ダラダラすることもなく効率を考え始めるでしょう。
不思議なもので、残業はしないと決めてしまえば、その時間までに仕事は終わるものです。
目的意識をはっきりさせることと、効率の良い仕事を心がければ、あなたは気付けば仕事ができる人に変わっていることでしょう。
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