
こんにちは、福岡生まれ福岡育ちの専業大家MASA(@2103ou_masuke)です。
先日こんなツイートをしました。
僕は福岡で生まれ育ち、神奈川、埼玉、東京、オーストラリアに住んだことがありますが、最も住み心地が良い街はダントツ福岡です。
①食べ物が美味い
②物価が安い
③人が優しく熱い
④可愛い子オシャレな子が多い
⑤海・山など自然が近くて豊富
⑥震災が少ない
⑦街がコンパクトで便利
⑧アジアに近い— 不動産投資家MASA (@2103ou_masuke) August 21, 2021
私自身はこのように思っていますが、全国で調査している様々な「住みやすい街ランキング」でも、福岡は常に上位にランクインしている人気都市です。
九州のビジネスの中心であり、天神や中州などの大きな繁華街もあります。
アジアからの観光客も大変多く、昼間繁華街に出ると、半分以上がアジアからの観光客では?と思うほどです。
なぜ福岡は住みやすい街ランキングで常に上位にランクインしているのか、本当に住みやすいのかなど、移住を考えている人を中心に興味ある方も多いと思います。
そこで当ブログでは、福岡に生まれ育ち、様々な街に住み、日本一周の経験もある私MASAが、福岡のリアルな魅力をお伝えしていきます。
私は福岡で長年不動産業をしていて、福岡の街を知り尽くしていますので、正確な情報をお届けできると思います。
移住におすすめのエリアも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- 福岡に移住を考えている
- 移住先を探している
- 福岡の魅力が知りたい
- 福岡で住みやすいおすすめのエリアを知りたい
コンテンツ
福岡は食べ物がおいしい!
食といえば「食の台所、大阪!」のイメージが強いですが、私は日本で美味しいものが日常的に食べれるところといえば、北海道と福岡だと思います。
福岡といえば、水炊き、もつ鍋、ラーメン、明太子、焼き鳥などが有名ですが、それだけではありません。
玄界灘の荒波にもまれた魚は最高にプリプリですし、九州各地から届く最高級の牛肉・豚肉・鶏肉、山の幸も豊富にあります。
日常的に食すスーパーなどで買える食材も、質が高く安価なものばかりです。
県外から移住して来た人から、「福岡はどこの店に行ってもうまい!」とよく耳にします。
チェーン店が少なく、個人店がひしめき合って競争しているので、おいしくないと生き残れないのがその理由の一つです。
観光客には人情味あふれる屋台も人気ですよね。
福岡は物価が安い!
福岡は家賃をはじめとした物価が安いことが、住みやすい理由として挙げられます。
福岡中心部のワンルームの家賃相場は、4万円〜5万円程です。
物件のスペックによっては、中心部でも3万円前後の物件を見つけることができます。
食料物価も安く、大都市の消費者物価地域差指数(2021年)では、総合および食料ともに21大都市中1位を獲得しています。
食べ物が安く手に入るのは、毎日のことなので嬉しいですよね。
最近は人口の増加に伴い、家賃も飲食店も物価が上がりつつありますが、それでも首都圏に比べるとはるかに住みやすい環境と言えるでしょう。
福岡は人が優しく熱い!
福岡の人を「博多っ子」と呼んだりもしますが、その特徴は飲み事が好きで明るく、人当たりが良くて義理堅いところです。
優しくて熱い人が多いですが、飲み好きな人が多いだけに、一歩間違うと熱くなりすぎて問題を起こすこともあります。笑
福岡での飲みは、朝方までになることが多いですからね。
交通マナーや口が悪かったり、やんちゃな人も少なくはありませんが、実直で基本的に根っから悪い人は少ない印象です。
スポーツも盛んですし、いろんな意味で才能豊かな人も多いです。
博多はもともと商人の町なので、いわゆる商売人気質の人が多く、自分で商売をしている人も多いのではないでしょうか。
福岡は可愛い子、おしゃれな子が多い!
福岡は女性が多い街としても知られています。
令和5年4月1日時点で、男性が769,988人、女性が863,514人と、女性の方が10万人近く多い状況です。
しかも綺麗な女性が多いので、男性にとってはパラダイスのような街です。笑
男性でなかなか結婚できないという人は、福岡に移住したら結婚できるかも!?
また、男女ともにおしゃれな人が多いのも特徴です。
アパレルや美容室が多く、美意識が高い人たちが集まっている街だと言えます。
九州の人たちは、みんな福岡に憧れを持って移住してくるので単身世帯が多く、自分がやりたいことを楽しんでいる人が多い印象です。
実際に開業率でも、福岡市は大都市の中で4年連続日本一になっています。
福岡は海・山など自然が近くて豊富!
福岡は大都市にもかかわらず、自然豊かな場所がたくさんあります。
中でも福岡市の中心にある大濠公園は、大きな公園で楽しんだり、ボートを楽しんだり、ランニングをしたりと、様々な人が快適に過ごせる場所として多くの人が集まります。
車で30分~1時間ほど足を伸ばすだけで、多くの自然に触れることができます。
「糸島の綺麗な海」「糸島の白糸の滝」「背振山」「油山」「フェリーで行く能古島」「海の中道・志賀島」など、ハイキングや海水浴を楽しむことができます。
特に糸島は、ダウンタウンのまっちゃんに、「移住しようかなぁ」と言わせるほど注目のエリアで、芸能人の方々も頻繁に訪れるようになりました。
観光には、「福岡タワー周辺エリア」「太宰府天満宮」「宮地嶽神社」「中州屋台」などが有名で人気ですよね。
あるあるですが、地元福岡の人たちはあまり行かないですけどね。笑
福岡は自然災害が少ない!
福岡は自然災害がとても少ない街です。
福岡中心部で記憶に残る災害といえば、1999年に博多駅が浸水した豪雨災害と、2005年に発生した福岡県西方沖地震ぐらいです。
九州なので台風はよく通りますが、福岡は毎回「え?台風来た?」という感じで終わります。
地震が全国的に見ても少ないエリアというのが、不動産投資をやっている私としては安心できます。
関西も関東も東北も北海道も、頻繁に地震が起こってますからね。
とはいえ、福岡市も警固断層などSランク級の危険な断層はあるので、地震保険の加入は必須です。
福岡はコンパクトシティで便利!
福岡は日本でも屈指の「コンパクトシティ」と言われています。
コンパクトシティとは
コンパクトシティとは、ビジネスや生活上で必要なものや交通などの都市機能がコンパクトにまとまっていることを意味します。
福岡市・北九州市・久留米市には新幹線やJRが通り、福岡市では地下鉄や西鉄電車とともに、「バス王国」と言われるほどバスが張り巡らされています。
福岡空港までは、地下鉄で天神から約12分、博多駅からはなんとわずか5分でアクセス可能です。
東京までの飛行機の運行本数は1時間に3~5本あり、航空会社もANAやJALのほか、スカイマークやLCCなどの格安航空がたくさん飛んでいます。
福岡一の夜の繁華街である中州は、博多駅と天神の中間にあり、繁華街が10キロ圏内にギュッと集まっています。
飲みが何時になっても、自宅までタクシーで帰れる距離だから終電を気にする人は少ないです。
自宅から会社までの通勤時間が短くて済むのも、コンパクトシティならではです。
総務省が行った「社会生活基本調査」では、通勤・通学時間(平日の片道換算)が34.5分と、その短さでは7大都市圏の中で1位となっています。
通勤は毎日のことですし、東京のように毎日満員電車に揺られるのは辛すぎますよね。
福岡はアジアに近い!
これからはアジアの時代が来ると言われています。
そんなアジアに日本で最も近いのが九州であり、その九州の最大都市が福岡です。
実際にコロナ前は、アジアからの観光客がものすごく来ていました。
観光客だけでなく、下のグラフの通り留学生や在住外国人も増えていて、将来福岡で活躍する人材が増えることは、福岡のさらなる成長へとつながります。
私自身も飲食店でベトナム人を雇ったことがありますが、とてもマジメで働き者でした。
残念ながら日本人よりよっぽど優秀な人が多い印象です。
最近はコロナによる渡航規制も解除されたことで、再びアジアの人々がたくさん来るようになりました。
福岡の悪いところ
これまで福岡の住みやすさや魅力について解説してきましたが、悪い点も解説しておきたいと思います。
福岡は全国的に見て、治安が良いとは言えません。
私は生まれ育った街なので、特別危険を感じたり、治安が悪いと思ったことはありませんが、気性の荒い人が多くトラブルになることもあります。
また交通ルールを守らない人や運転の荒い人が多く、毎年交通事故件数は全国でも上位にランクインしています。
これはもしかすると、福岡の道路が狭いことも影響しているかもしれません。
福岡市はもともと道路が狭いのに、さらに人口が増加傾向なので、この先どこに行っても渋滞といった状況になることを危惧しています。
現在福岡市では、毎年1万人のペースで人口が増加しています。
このまま人口増加が続くと、街の規模に対して人口密度が高くなり過ぎます。
「密」といえばコロナですが、このまま人口が増加していくと、コンパクトシティというメリットがデメリットになる可能性があるかもしれません。
福岡の住みやすい街|おすすめの移住エリア
最後に福岡の住みやすい街である、おすすめ移住エリアにも触れておきましょう。
おすすめエリアを交通アクセス面でいうと、
- 地下鉄空港線
- 地下鉄七隈線
- 西鉄天神大牟田線
- 地下鉄箱崎線
- JR鹿児島本線
といった順番でしょうか。
やはり鉄道線沿いが人気で、バス便エリアは敬遠される傾向にあります。
最近は人口の増加に伴い、西は糸島、東は糟屋や福津、南は大野城や春日エリアに、居住エリアが広がりを見せています。
今後どのようにエリアが拡大していくのか、また人気になるのか要注目です。
具体的なおすすめエリアは以下の通りです。
福岡のおすすめエリア
- 天神周辺
- 六本松
- 西新
- 大橋
- 箱崎
天神周辺エリア
おすすめエリアNo.1は何といっても、みんなの憧れ天神周辺エリア(天神・今泉・大名・警固・舞鶴)です。
私もこのエリアに住んでいますが、住まいを聞かれて答えると必ず羨ましがられます。笑
このエリアは、若者が集まる福岡一の繁華街「天神」があり、多くの人が観光や仕事、ショッピングで行き交っています。
少し足を延ばせば、福岡城跡や大濠公園といった自然を感じることができるスポットもあります。
つまり何をするにしても便利で、個人的には飲みにすぐ出れて歩いて帰れるのが最高です。
六本松エリア
福岡市中央エリアのおすすめは六本松です。
六本松は再開発により街並みがとてもきれいになったことで、人も店も急に増えてきた印象です。
天神や博多までのアクセスは、地下鉄七隈線が利用できるので便利です。
私はよく六本松のTSUTAYAに行って、スタバのコーヒーを飲みながらまったり読書しています。
西新エリア
福岡市西側のおすすめエリアは西新です。
西新は私も住んだことがありますが、住んでいる人が学生や富裕層、外国人など様々な人種が住んでいて面白い文化を持ったエリアです。
店もたくさんありますし、福岡市で最も人気の地下鉄空港線沿いなので、交通アクセスにも優れています。
大橋エリア
福岡市南側のおすすめエリアは大橋です。
大橋は人気上昇中の春日市や大野城市、再開発中の井尻の北側に位置しており、天神まで行く際には西鉄大橋駅があるので便利です。
大橋駅は普通電車から特急まですべての電車が停まりますし、家賃が比較的安いため住みやすいでしょう。
箱崎エリア
福岡市東側のおすすめエリアは箱崎です。
箱崎は博多に行く際はJR箱崎駅、天神に行く際は地下鉄箱崎線のダブルアクセスが魅力です。
近くにルミエールや業務スーパーなどの激安スーパーやドン・キホーテがあるので、家賃も含めた生活コストを低く抑えることができます。
さいごに
いかがでしたか?
福岡の魅力が伝わりましたでしょうか。
県外から単身赴任で来た多くの人から、「このまま福岡に移住したい」と言われるほど、福岡は住みやすい街です。
実際に福岡市は人口が増え続けています。
ポテンシャルを秘めた街ランキングでも日本一になるなど、今後ますます福岡は様々なシーンで注目される街になることでしょう。
そんな街で不動産賃貸経営をしている私は、ツイてるとしか言いようがありません。笑
その分競合が多く競争は激しいですが。
移住を検討している人は、ぜひ福岡も候補に入れてみてくださいね。